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2022.11.7
2022年度東京大学グローバル・インターンシップ・プログラム(UGIP)開催報告
2022年度東京大学グローバル・インターンシップ・プログラム(ダイキン工業㈱企画)の開催
東京大学グローバル・インターンシップ・プログラム(UGIP)は、世界で活躍できるグローバル人材の育成のため、学生がビジネスの最前線を体感できるプログラムです。
本企画は、2018 年 12 月 17 日に締結した産学協創協定のコア施策の1つであり、ダイキン工業㈱が世界に展開する営業・生産・研究開発拠点に東京大学の学生を受け入れることによって、東京大学のグローバル化とグローバル人材の育成や、双方での人材交流の加速と協創の成果創出を狙いとしています。
2022年度は3年ぶりに海外拠点(アメリカ及びタイ)での現地活動が実現しました。7倍以上の倍率で選考をくぐりぬけた学生20名が与えられたテーマ※にチームで取り組みました。(実施期間:2022年7月31日〜9月22日)
国内における事前学習では、現地拠点とのオンラインセッションや国内の工場見学等を通じて情報収集をしました。また、環境問題やビジネスの観点で専門的知見を持つ東京大学の教授陣から講義を受け、テーマに対して各チームが仮説を立てるのに役立てました。
米国やタイの現地では、ダイキン工業㈱の幹部・役員との対話、研究開発拠点や工場の見学、消費者へのアンケート調査等、現地のリアルな声を積極的に聴き、ディスカッションすることで、仮説の検証と再検討をしていきました。
9月22日(木)に東京大学で行われた最終報告会では、テーマへの取組(ビジネス提案)に加えて、UGIPの活動を通じて得たこと、グローバル人材についての認識の変化等を報告しました。
「現地へ訪問したことで、文化も価値観も違う海外で“グローバル人材”として、どのようにすれば活躍できるのか知り、ただの憧れではなくなった」「将来を考える上である種のターニングポイントになった」などと話す参加学生の声からも、UGIPの活動を通じて学生たちが視野を大きく拡げて、自分自身への理解を深め、今後のキャリア形成にヒントを得たことが窺えます。
※学生たちが取り組んだテーマ
① 気候変動・環境問題を背景としたルールメイキングの戦略立案(アメリカ)
~北米空調分野のカーボンニュートラルに向けたゲームチェンジ作戦~
② アジア地域での新たなブランド戦略提案(タイ)
~次世代購買層、Z世代を掴むブランディングとは~